
冬の乾いた風の中で、小机新農園の寸法を測りに行った。
全景を見る。こんもりした森は小机城址だ。
このあたりでは、この畑を含むまわりの一画だけが盛り土をしたように周囲より1mとちょっとほど高い。
もともと小高い土地を均してこのようになったのだろうか。定かにはわからない。
畑へ入ろうとして、入り口横の土手のような傾斜地に花が植えてあるのが目に付いた(@_@;)
前回来たのは12月30日だったが、そのときにはこの斜面は雑草だけだった。
斜面の一角に、明らかに、新しく植え込んである。いったい誰が植えたのだろう、と思って、前回のこの場所での会話を思い出した。
そのとき、神津さんは花も植えたいわね〜と、確かにつぶやいた。そして畑に植えるのは無論として、この斜面に植えたらきっと素敵な花壇になる、というようなことを言っていたのだった。
神津さんが、正月のうちに植えに来たのだろうか。
無学にしてわたしは、この花を見て何の花かわからない。レンゲローズのようなビオラのような白い可憐な花だ。
次第に荒涼としてゆく真冬の景色の冷たい圧力のなかで、ここだけが暖かく、やわらかい空気に満ちているようで、ほっとこころ和んだ。
きっと神津さんが植えたのだと、しばし花を見ていた。
それにしても、この時季にも植えるものだなあ〜、なんて思ったりしていた。
※ ※ ※
測るのはこの一角。一番手前から、向こう側は中ほどの白菜のあたりの支柱が立っているところまで。畝の右端から左端までが新しいファーム予定地だ。今使っている人が手が回らなくなり譲ってくれる。
全体の共用部分は利用者みなが、ゆるーく協力しながら維持しているということだ。
キャベツが盛大に実っている。この寒さでさぞや甘みを増しているだろう。
左(方位でいうと南側)を見る。同じ高さの地表に梅が植えられている。
梅は手入れよく、手の届くあたりの高さに横枝を伸ばして広がっている。ちょっと下草が繁茂しているかな。
そこらに散らばっている、支柱や枯れ枝を拾って、5mおきに立てながら測った。
東西(長手方向)は16m50cm。
南北方向は11m50cmほど。
平面的に書き込むとこんな感じ。
もっとも持ち主のNさんからは、特に細かいことは何も決めていないので〜とのことだった。

一応計算上は189.75u、約57.5坪ほどになる。
仲間で耕すには格好の広さだ。
今年は、平等の費用負担をするということと農薬・化学肥料不使用ということだけは決めるとしても、使い方ややり方は何も決めずに、ゆる〜〜くやっていこう、かと、思った。
はやく春になれ、春になれ〜〜♪
※ ※ ※
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