2011年11月28日

11月25日のUzumakiファーム 青空・秋から冬へ続く豊穣

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11月25日、一人で畑へ行った。
空は高く、深く澄み、飲み込まれてしまうかと思えるほどに、あるいはその深みに溺れてしまうかと思えるほどに深く澄みきっていた。
残酷なほどに凄惨なほどに青く澄んだ深い空が眼に痛い。
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     ※     ※     ※

老いて衰えたモロヘイヤを全部抜いた。
もう新しい葉は出ず、細い痩せた枝が、骨相を晒しているのは痛々しい。
もろくなった枝を折りしだき、土に埋める。
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終わらせた蕪の畝。
残った未熟菜をぬいて放り出した。
このまま乾かして、後で鋤きこむ。
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19日の強風以来、にわかに草勢衰え、寝たままのヤツガシラだ。
しかし、ヤツガシラなどイモ類の場合、地上部分の老衰は、地下部分の成熟を意味する。
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死の中に、成熟をあわせもつ、といえようか。
地下ではそろそろ芋が熟してきて掘り時だ。

しかし、高緯度でもごく例外的に温暖な太平洋岸海洋性気候のここではまだまだいろんなものが育っている。

巨大になった山東菜。草丈は軽く50cmを越えている。
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白菜はいよいよ結球し始めた。
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2年草のパセリは、寒さの中、ますます元気だ。寒い間、ずっと葉を茂らせる。
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秋から冬へ、畑の豊穣は続いている、かな。

     ※     ※     ※    

秋から冬への青い空は1973年からずっと悲しい。

≪俺たちの革命は7月か12月か
すずらんの露したたる道は静かに禿げ上がり
継ぎの当たった家々の上で
青く澄んだ空は恐ろしい眼のようだ≫(谷川雁『革命』)

≪でも、あの青い空のいきいきとした澄み方はどうだ。遺跡を低く地理にまで落とし、たくましく不安をえらびとっている。−(略)−するとみみもとで黒衣の娼婦がささやく。

〈あの青い空も遺跡よ〉≫(荒川洋治『タシュケント昂情』)

≪崩れかかった世界のあつちこちの窓わくから
薄あをい空を視ている むすうの
にんげんの眼
信ずることにおいて過剰でありすぎたのか
ぼくの眼に訣別がくる
にんげんの秩序と愛への むすうの
訣別がくる≫(吉本隆明『一九五二年五月の悲歌』)


    ※     ※     ※

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