2011年10月22日

老母の新潟の渋抜きおけさ柿〜高栄養健康食

本日は、雨が降り募り、畑作業は中止。
雨は降り募るが、気温は17度で高めに推移している。

あわただしかった1週間の週末に、ゆっくりした気分で、20日に老母が送ってきた柿を齧り齧り、
中止の連絡やら、その他の連絡をしている。

     ※     ※     ※

20日、老母から焼酎でさわした(渋抜きをした)おけさ柿と良く実った茶豆の枝豆が届いた。
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枝豆はたっぷり2kgほどもありそう。
柿は、上段に8個、下段をめくるとびっしりと24個くらいかな〜。

枝豆の2kgがどれほどの作業量か思ってみる。
2kgの枝豆のために30株ほどの植え付けが必要だろうか。栽培に手間はかからない。頃合の株を見て畑から抜き、莢をもぎ取る。ざっと水洗いして、老母なら15分ほどの早業だろうか。
食べれば10回以上は食べられる。

柿の32個がどれほどの作業量か思ってみる。
柿は家の前庭に5〜6本くらいある。
大型のカンゾウ柿、細長い柿、小型の丸柿の甘い柿が2本と渋い柿(おけさ柿、ね)が2本かな、直径10cm高さ15cmほどにもなる渋柿が2本。
昔は木に登って、柿を食べては空腹を満たして遊び呆け、あるいはひがな柿を食べながら本を読んだりした。

32個の柿をもぐのは一仕事である。
長い竹ざおの先にかごをくくりつけ、竹竿とかごの淵のツルとの間に柿の実を挟み、良い角度でひっぱると柿はコロンと籠の中に落ちる。角度が悪いと籠には入らずそのまま地に落ちて傷つく。熟し方の足りないものは木から離れず、強引に引くと枝ごと折れてしまう。熟しすぎたものはつぶれてしまい、他の柿や、籠や、下で見上げるとりての顔を直撃したりする。
時間にすれば10分ほどだろうが、ずっと上を見て上を伸ばしたままの重労働だ。

柿の渋みはタンニンである。水溶性のそれを不溶性に変化させると渋みは感じなくなる。渋は抜くのではなく封印するのである。
アルコール漬けにしたり、炭酸ガスの中に入れたり、加熱したり、凍らせたりして呼吸を止めじわじわと1週間ほど半殺し状態にする。するとあっさり渋みが抜けてさわやかな甘みだけを感じるようになる。
出来上がったものを2度漬けにするとさらに風味がよくなる、らしい。

     ※     ※     ※

まだ暗いうちに、激しい雨音に気落ちしながら、雨音と同じほど空腹を感じた私は、台所でひそひそと柿の皮を剥いた。
P1300110.JPG

甘い、柿の匂いが、暖かい空気の中に漂った。
口に含むと、硬くもなく、やわらかくもない、独特の滑らかでしっとりした口当たりだ。
そのあと一段と濃い甘みが、広がって、降り募る雨のように染み込んでゆく。
P1300112.JPG

昔から、柿が赤くなると医者が青くなる、という。
栄養豊富で、小さなおけさ柿一個で63kcalのエネルギー。2個食べればご飯たっぷり一杯分だ。
ビタミンCを筆頭にB1B2、カロテンも多い。
葉にも大量に含まれ、柿の葉茶などとして摂取できる。
また、最近は「柿ポリフェノール」も注目されている。
柿のポリフェノールは赤ワインの10倍、お茶の30倍 も含まれている、という。
血管を強くして血液をサラサラにし、高血圧の予防と対策に適する。また、生活習慣病予防や利尿作用・二日酔いの防止効果、病気に対する抵抗力を高めたり、美肌効果、抗ガン作用、解熱作用(ただし食べ過ぎると体が冷え込む)、整腸作用もあって下痢・便秘に効き目がある。

まあ高栄養価の健康食品ということで(^^)v

     ※     ※     ※

甘い甘い柿を齧りながら、恨めしい雨の降る外を見ていた。

秋雨に降り込められて柿を食う
おけさ柿降りくる雨も甘くなり
柿食えば朝の秋雨ぬくぬくし

(駄句m(__)m)
もちろん、次は皮など剥かずに齧った。






posted by foody at 08:55| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | おいしいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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