2011年09月30日

畑の美味しいもの その1 モロヘイヤ

今年の夏、一番お世話になったものは、モロヘイヤだろうか。
きゅうりも茄子も、採れている間はすべてファームのもので賄って堪能したが、モロヘイヤはより長い期間、毎日欠かさずいただいた。

6月25日に、苗を植えた。
苗は、嵯峨野米店の一平さんが作ったものをいただいたのだ。
わたしはお礼にuzumakiファームのキャベツとか、サンチュとかを持っていった。
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順調に育って、7月24日には初収穫である。
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その後今日まで、行く度に大量に収穫した。
さすがに、この前の9月28日は、森裕子さんが「モロヘイヤが弱ってきた」と言い出すほどに、成長が遅くなってきた。

     ※     ※     ※

■基本の食べ方
基本の食べ方は、葉を毟って茹でる、である。
たとえば、こんな風だ。
大量にあるときは、ただ茹でただけで刻まずにバクバク食べる。
(醤油とかつお節とデイジョンマスタード、とかでね(^^ゞ)
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茹でても、刻んでもムチンによる粘りが出てくる。
とりあえず茹でてしまえば後はどう食べても美味しいが、基本の基本はおひたし風醤油がけで食べる、であろう。
醤油は、どちらかといえば京都ののすっきりしたまるさわ(沢井ね)よりは、九州のどっしりふくよかなたまり醤油的なもののほうがよさそうに思える。
かつお節は、本枯れなどでなく腰の強いものを。
塩なら、山塩や焼き塩よりもストレートな海塩のほうが合いそうな気がする。
わさびでもよいが香りが強すぎるので、辛子にしたい。
辛子は辛味鋭い和辛子より、風合い豊かな洋辛子、できればディジョンのマイユが良い。

甘みなく、癖もない、ただ植物だけのシンプルな味。しかしカルシウム・カロテン・ビタミンB・C、抗酸化作用のあるクエルセチンを大量に含み、栄養食・美容食として女王クレオパトラが生涯執着して食した。
それら栄養素とやはり大量の食物繊維の複雑微妙な味わいをムチンがひとまとめにしてくるんですとんと胃に落ちる。
こんなにさっぱり、あっさりしていていいのか、と思うほどだ。

このときは、少し塩コショウして、カレーに混ぜて、モロヘイヤカレーにした。
美味である(^^♪
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モロヘイヤは同じねばりモノでも、納豆のように匂いがなく、他のものの味を損なわない。主役としての迫力は控えめだが、その分、万能の脇役になる。

モロヘイヤサラダ。
オリーブオイルと、塩コショウと醤油だけの味わい。
オリーブオイルが、甘みなく、ややもするとシンプルで素っ気無いモロヘイヤを、黄金の豊穣な美食に変えてくれる。
塩だけでなく、醤油を足すほうが味わい深い。
わたしたちが醤油を好む民族だから、だけではなく、醤油は植物の味わいを引き出す力が強い。
食感を加える意味できゅうりと、少し変化をつけてバジルを一枚(食べるときは小さく刻んで乗せるほうが良い)。
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こうしておいて保存し、ご飯に乗せても、冷奴のソースにしても、カレーに混ぜても、良い。
実に多彩である。

サラダの完成形。
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モロヘイヤスープ。
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もともと食べられていた地中海方面では、もっともポピュラーな食べ方だろうか。
肉や他の野菜と一緒に煮込みにしても良い。

     ※     ※     ※

そもそもモロヘイヤはジュートと言う呼び名で、エジプト・中東などで繊維材料として古代より用いられ、食用にするのはやはり古代エジプトやインド、地中海地方でさかんで、女王クレオパトラは美容健康(永遠の美貌!)のために愛好してやまなかったという。
食用には若葉をそのまま、または刻んで、または茹でて味付けしておひたし、肉と一緒に煮込むなどして食べる。加熱しても、刻んでもねばりが出る。
日本では1980年ごろから健康食品としてカルシウム、カロテン、ビタミンB、ビタミンCに富み、抗酸化作用のあるクエルセチンを多く含むことが強調されて普及してきた。お浸し、スープ類、天ぷらなどにすることが多い


posted by foody at 19:43| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | おいしいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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