2011年04月08日

4月8日本日のUzumakiファーム その1 西行、花にもうかれぬ精神の習慣、筍、春の嵐

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春本番といわれるが、この春は低温に続き変事が多い。昨日深夜も震度6強などという大きな揺れがあってわたしたちの心は騒ぐ。ソメイヨシノは満開だが、心に浮かれるものはない。西行がそのために「浮かれ出た」ほどに魅力的であるはずの桜も、今年は色を失っている、かも知れない。

西行と聞いてすぐに浮かぶ歌は、桜を歌った歌でであり「おぼつかな」であり「うかれ」であり「あくがるる」「心」であったりする。

 吉野山梢の花を見し日より心は身にも添わずなりにき
 おぼつかな春は心の花にのみいづれのとしかうかれそめけむ
 あくがるる心はさても山櫻ちりなむ後や身にかへるべき
   〜山家集「春」

西行はほとばしるような生気を持って清新な、近代的な「個人」のこころの動きを極めて近代的にうたった。

 ねがわくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ
   〜同前

この西行の絶唱が、措定してしまった、あまりに美意識に偏った、またあまりに美を絶対化する「精神の習慣」(トクヴィル)の範囲を私たちの美的共同体は、まだ超えることができない、とおもう。
美学偏重の習慣は私たちの社会になお息づいているだろうか。
花を見て、浮かれぬ心をわたしたちははじめて社会的水準で体験しているかも知れぬ…などと思った(妄想、妄想(^^ゞ)。

     ※     ※     ※

本日は昼までは晴れる予報だったが、朝都筑の丘の下についたころはすでに雲がわいた。
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木陰の道の登り口にある、竹林のウチノさんも来ていて焚き火の煙を上げていた。
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去年の夏から雨が少なく、この春も雨が少なく、かつ気温低く、筍はまったくでていないという。出ても、いつもの何分の一だな〜〜、と嘆いた。

予報では11mの風だが、丘の上の畑では、ことのほか強く、乾燥した表土が土ぼこりとなって吹き募った。マルチシートが風に吹かれて、剥がれて飛び散りそうになっていた。
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春の嵐、ヘルマン・ヘッセ、春の嵐…と呟いていたのは谷川雁だったか、誰だったか…。

4月5日に活けておいたつもりの、ナスとピーマンは見事にしぼんで、力なく萎れ、枯れ果てたかと思われた(@_@;)
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     ※     ※     ※

■都筑Uzumakiファーム
 横浜市都筑区荏田南町4151他
 横浜市営地下鉄センター北より1.5km
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posted by foody at 17:08| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | uzumakiファーム2010@都築の丘 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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