2011年01月28日

宮前クリーン農業研究会織茂さんの畑へ その4畑めぐり2 驚きのEM農法ほうれん草の爽やかさ

さわやかな爽やかなEM農法ほうれん草

南側へ戻る。
西側には3棟の大きなハウスが並ぶ。
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一番西の端のほうれん草のハウス。
入った瞬間に、普通よりはるかに背の高いほうれん草に圧倒される。
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直売所で1把100円で売られる、草丈40〜50cmにもなる巨大なほうれん草が密生している。
P1220975.JPG
大きくなるのは、土の力もあるが、ハウスの中だから、とのこと。

直売所で売っているのはこんな感じ。
P1220991.JPG

見るからに草勢強く、丈高く、力強い。
が、葉にさわってみると、驚くほど柔らかい。少しちぎって食べてみる。
葉肉は厚いが抵抗なくふわふわと溶けるようだ。あっさりさわやかな味わい。ほうれん草特有の野菜臭さもあくもほぼ感じない(@_@;)
外形から考えるに野菜くささに満ちた野性味溢れる味の濃いものを想定していたのだ。
これが本来の味か(ほうれん草は今日では西洋種と日本種の交雑種が普通)。
(なるほど、残留農薬は渋みになり、残留化学肥料が苦味になると書いてあったのは、こんなことか)
目からウロコ、の爽やかな、爽やかなほうれん草だ。

EM農法

織茂さんは、ほうれん草作りに自信を持っていて、作付け面積も多い。
EM農法の成果、と言うものであろう。
今では、土壌改良が進み一畝にバケツ一杯ほどの肥料しか使わない、という。驚きである(@_@;)

自然農法とは、「自然全部」をありのままの状態に戻すことではない。したがって、作物も野生状態を良しとするわけではない。
作物はあくまで食物であるから、栽培しやすく、収量多く、形もなるべくよく、味わいよくあるべきである。
ただ、栽培において、化学農薬・化学肥料を排除して、有機農薬・有機肥料を用い、環境ホルモン・残留農薬・残留化学肥料などを減らしまたはなくし、かつ、作物のもつ力を強めて、味良く耐病性つよい丈夫な作物を育て、同時に病害虫の発生も減らすもの、である。
作業の困難や収穫リスクがあまり大きくない程度に、と言う注釈はつけねばならないか。

EMと一般に呼ばれるものは、ウィキペデイアによると、「1982年に琉球大学農学部教授比嘉照夫氏が、農業分野での土壌改良用として開発した微生物資材の名称。乳酸菌、酵母、光合成細菌を主体とする有用な微生物の共生体で、農業、畜産、水産、環境浄化、土木建築など様々な分野に利用されている。Effective Microorganismsとは「共存共栄する有用な微生物の集まり」の意味の造語。通称 EM菌。」である。
つまり自然界に存在するさまざまな微生物のうち、農業における土壌改良を念頭に、有用な微生物を集合させ共生させたものである。

EM農法とは(EM自然農法とも言ったりする)、今日では界M研究所の販売するEM-1などの有用微生物共生体を用いて、土壌改良して土中微生物の活動を活発させて地力を強化して行う農法である。また同じく生ゴミなど有機物を高効率で発酵させてボカシ肥料や堆肥を作り、これらを地力の助けとして投与する農法である。
したがって広義の自然農法の一部であり、「自然農法」として低コストであること、収量の増加や株の強化による品質改善や味の改善が期待できること、したがって「自然農法」としてリスクが少なく技術的にも取り組みやすいことなどの特徴が認められる。また当然ながらゴミの減量、土壌中の有害物質除去=環境改善に役立つこと、は顕著な特質である。

もう一つのハウスにはまだ若いほうれん草が植えられていた。
P1220978.JPG

まだまだ当分、織茂さんの、爽やかなほうれん草を楽しめるわけだ(^_^)v



posted by foody at 19:51| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 農の現場レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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