2013年01月25日

2013年1月20日のUzumakiファーム その3雪害を見に行く(つづき2)、発熱し融雪する玉ねぎ、遺伝子運搬者の使命

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10番のたまねぎの畝も3分の1ほどがまだ雪に覆われている。
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畝を覆い尽くしているように見える雪だが、しかし生きた小さな植物たちは自力で雪を溶かして顔を出している(@_@;)
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この小さなものが、こんなに雪を溶かしているのだ。
それにしても生命というものは、想像を超えるものだ、と感嘆してしまう。
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たまねぎ苗も、たぶん懸命に水分動かし、呼吸もして、熱を発して、この雪を溶かしたのだ、と思える。
たまねぎは無論、いわゆる発熱植物には属さない。
しかし、生命というものはすべて、その活動の根源の部分に発熱現象を含んでいるように思われる。
生物が熱を発するメカニズムは、細胞内のミトコンドリアが関連しているらしいことや、「脱共役(だつきょうやく)タンパク質」がかかわっているらしい、という以外にはほとんど解明されていないらしい。
生命は、わたしたちの近代=科学にとって依然として、まったくの謎としてある、わけだ。

たまねぎの苗の力に感心しながら、何とか堅くしまった氷雪を取り除けた。
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雪の下からは、しかし厳しい光景が現れた。
広範囲に高さ3p程の霜柱が立ち、小さい苗が持ち上げられて浮いてしまっている(@_@;)
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もちろん、個体は弱弱しく自然の運行のなかで、ほぼ意味なく死ぬ。
個体の生死は自然史の運行という視座からは遺伝子の次世代への運搬、配達以外にはまったく無意味に見える。
すなわち類的なるものとして、のみ…。
個体は、人間にあっては「個人」として、自我や意識やのあれこれに促されまたは苛まれして、喜怒哀楽の中で生きる意味を求めたりする、のだが…。

14番のキャベツから20番の白菜まで、サンサンネットや寒冷紗をかけたトンネルも軒並み潰れている。
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ネット類はビニールのように伸縮しない。
雪の重みで地表までネットが垂れ下がり、その重みに耐えられなくて、鉄製の支柱が折れ曲がってしまった。溶けては凍って雪と氷の塊になった氷雪塊の重みは水に近い。
1uで厚み10cmの塊があったとすれば、重さは数10kgかと思われる(ーー;)
曲がって当然、なんである(>_<)
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氷雪塊は、重い上に、再結氷するときにネットに絡んでしまう(ーー;)
なかなか綺麗にとることができない、のだ。
無理にも取れば、ネットが切れてしまうのだ(ーー;)
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悪戦の末、昼を過ぎるころ、ようやく全部のネットを立て直した。
体が火照って、汗が流れた。
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ネットを被っていない白菜が、鳥に食われている。
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雪が降って、鳥たちが食料を失い、畑の葉菜を食べるのだ。
ブロッコリーや白菜の柔らかい甘い、美味いところだけを上手に食べる。
鳥たちも遺伝子運搬者としての使命を全うしようとしている、のか、な。

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2013年1月20日のUzumakiファーム その2雪害を見に行く(つづき)

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5番のイチゴの畝のビニールトンネルは形を保っているが、なんだか背が低くなっているような気がする(~_~;)
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イチゴの南側の(梅林側ね)吹き溜まりのほうは、あちゃーやっぱり、である(>_<)
まだたっぷりの雪塊にビニールのトンネルが押しつぶされている。
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一つ置いて7番の、ほうれん草のところはもっとひどい(>_<)
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畝の真ん中辺りまで大量の雪が残って、蕪もぺちゃんこだ(ーー;)
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近づいてみると、雪の重みでトンネル型支柱が大きく10p以上も沈んでしまって、上から押さえた支柱のとの間はご覧の通りだ。
雪のないところは大きく育っているが、雪のあるところは、ほんとにぺちゃんこだ。
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1週間、雪に押しつぶされ、閉じ込められたほうれん草と蕪の無念について、あるいは不運について思ってみる。体の中に堅いものが育つような気がする。
不運は自然にも関係(システム)にもつきものだ。自然そのものが関係が連鎖する一つの

雪は半ば氷となって形のままにしっかりと固まり、容易に剥がれない。
止むを得ず、少しずつ割って、ビニールシートとの接合面を剥がしてゆく。
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少しずつ、少しずつでないとしっかりしまった雪と氷の塊は剥がれない。
根気よく割り続けて、ようやく全体が見えた(^^ゞ
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長い時間をかけて、雪氷を取り除きビニールトンネルを張りなおした。
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体はほてってきたが、手袋をしている手が、芯まで冷えてかじかみだした。

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