
昨日の快晴とはうって変わって、今にも降り出しそうな曇り空のこの日、朝露を予想して8時に到着した。
が朝露はまったくない。
ま、それでも日が高くなるまでは、寒いから、8時でいいんだけれど(^^ゞ
日陰の気温は10℃。やはり気象庁公式発表の気温より3度ほど低い。
予報では夜には雨なのだが、空をみて、もしや降り出しが早くなるのでは、と怪しんで、勤勉に作業を始めた(^^ゞ
去年作ったEMダンゴが出てきたので、持ってきた。
昨日処分した、アブラムシ被害の白菜の畝の両端に置いた。
効果があってくれると良いが(^^ゞ
昨日、サトイラズ(新潟地大豆、だね)を始末した7番の畝の北側に堆肥と有機肥料を元肥として入れて、第2耕だ。
すでに元肥を入れてある、奥のほうの南側も一緒に耕し直して、一本の平畝を立てた。
なんだか妙にやる気になって、4条筋蒔きのまき筋を付けた(~_~;)
今から葉菜類を播いても成長はぐっと遅くなり、十分に育たない可能性も高い、のだが、播かずにはいられない、ような気がする、のだ。
様子を見ながら、ビニールトンネルをかけてやろう、そして冬中緑の畑にしておこう、な〜んて思ったわけである(^^ゞ
今度こそ、今年最後の種まき、になる、かな(~_~;)
しかし何を播くかは、決めていない(^_^;)
真冬に美味しいもの、真冬に美味しいもの、とスローガンを唱えながら、手持ちの種を探していくつか出してみた。
なんとほうれん草が4種に、からし菜、サラダ菜各1だ。
真冬に、わたしはほうれん草が食べたいのだ、きっと、間違いなく(^_^;)
頭の中では、宮前区のEM自然農法の織茂さんの、ビニール温室のハウスの中の草丈50pにもなるほうれん草が舞っていたのだった(^^ゞ
で、選んだのは豊葉ほうれん草。
もっともポピュラーなほうれん草、かな。
このほうれん草の種は、とがっていて素手で扱うと良く皮膚に刺さる(~_~;)
ほうれん草を100株ほど播いた。
思い直して、サラダ菜を40株ほど、中蕪のスワンを60株ほど播いた。
やっぱり冬にも生野菜、冬には蕪のスープなんである(^^ゞ
小一時間ほどかけて、10mの畝のうち、6m程が埋まった。
ほうれん草を播いたあたりには不織布をかけた。
発芽のための乾燥防止というより、晩秋から冬への篠つくような激しい驟雨や霰を恐れてのことである。
ほうれん草は、雨に降られただけで弱ってしまうのだ。
中蕪の種を播いていると、背中でぼとっと何かが落ちる音がする。
振り向くと、中玉ぐらいになった、桃太郎トマトが落ちている。
(江戸の人なら、椿の落花をみて言うように、首が落ちるようだ、などと物騒な連想をして、忌み嫌うかもしれない、な)
実をここまで太らせた11月のトマトだが、草勢強そうに見えても力は弱って、軽く触れる度に、それまで持ちこたえていた実を手ばなしてしまうのだ。
トマトに心があるならさぞや悲しかろうと、自分本位にもわたしは思ってしまう。
ついで、そのような個体を蹂躙するあり方こそ、自然というものの摂理だ、と思ってみる。
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